松長もんど

大列車強盗団の松長もんどのレビュー・感想・評価

大列車強盗団(1967年製作の映画)
3.9
ピーター・イェーツ監督作品。
1963年に起きた郵便列車強盗事件を元にしたクライムアクション。

これと言った主人公が不在であり、さながら群像劇のような作りとなっている。これを地味ととるか面白いととるかで評価が分かれそうだ。
『ブリット (1968)』のようなカーアクションと『エディ・コイルの友人たち (1973)』のような殺伐とした空気が混ざり合った佳作。
この年代のクライム映画が好きな人にはおすすめ。

因みに本事件の実在の犯人”ロナルド・ビッグズ”は、セックス・ピストルズのドキュメント映画『ザ・グレイト・ロックンロール・スウィンドル (1980)』でちゃっかり歌なんか歌っていたりもする。