宮崎あおいさんに不機嫌顔が良く似合う。
母子家庭で育ち、男性が信じられなくなってしまった主人公がオカンの結婚相手を通して、男性不信を克服していくなんて姿をもう少し解りやすく気持ちよく見せて欲しかったなーと思いました。
序盤の結婚の馴れ初めを話し始める食卓シーン。不機嫌な主人公の揺れる首と挟み込まれる主人公の目線ショットの揺れがピッタリ合ってて、気持ちいいと感じました。
映画としての見た目がよく出来てるなあと思う一方、ほとんどの事が一つの家と向かいの家で起きる地味さ、ある程度予想が出来るストーリーと、個人的には絶対に見たい年の差離れた二人の恋愛模様を省略してしまってる為に、面白いとは思えなかったです。