くじらめくじら

バルスーズのくじらめくじらのレビュー・感想・評価

バルスーズ(1973年製作の映画)
4.5
不能になってしまった可哀想な人たちがもう一度いけるようになるまでをロードムービーでやるっていう発想がまず可笑しい。笑えるのに詩情とか哀愁があって強烈な映画だった。下世話なことしか起きないのに爽やかに収まってるのは多分それだけ技量がすごいのだろうと思う。この現実に対する距離感が好き。
画が洗練されてて真似したくなった、逃走して走ってるところとか、車とかかっこよかった。色も。
くじらめくじら

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