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ヴァージンのKのレビュー・感想・評価

ヴァージン(2012年製作の映画)
3.0
10代篇『くちばっか』今泉力哉監督。高校生同士。親とのあけすけな会話。彼と姉の関係。自然体な二人。誕生日と震災。こたつの中。プレゼント。「慣れてる方が嫌だよ」。じゃんけん。会話劇の妙。「こういうのが幸せなのかなと思った」。縁の不思議。20代篇『ゴージャス・プリンセス!』福島拓哉監督。漫才師。容姿いじり。ブスネタ。主人公の演技がいまいち。靴顔面。「努力って実るんだね」。脱メガネ×髪型×メイクで何とかなる人をブスと名乗らせるのはそろそろやめてほしい。容姿そのままで成長したって良かったと思う。彼女(たち)の活躍が男性なしには成立しないような描き方は飲み込みづらい。30代篇『ふかくこの性を愛すべし』吉田光希監督。まず主人公が30代に見えない。バス。度を越したイタズラ。相当な変わり者。これは妄想の域だと思う。苦しい長回し。演者さんも大変そう。こじらせ系。
3本の中では今泉監督作品が断然良かった。女性の監督が撮った作品も観てみたかったと思う。
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