当時、山本薩夫監督しか日本ではこんな壮大な映画は撮れないし以降にもいない。山本圭、北大路欣也等左翼ばかりが生き残る左翼万歳映画の一級品。ソ連の恩義を受け、中国人、朝鮮人、ロシア人良い人、日本人悪い人の様だ。ノモハン事件を描いた貴重な作品だが、後年ソ連側の資料が明らかになり、日本以上の損害だったがスターリンが隠蔽した事実も付け加えておく。また、日本軍指揮官小笠原道太郎スパイ説も有力だったにも関わらず、日本軍は立派に戦って負けなかったんだよ！恥知らず。これでは次回作はあり得ないね。そういやぁ、黒澤明も２年後「デルス・ウザーラ」を撮ってるよね。俳優座も栗原小巻の日ソ合作映画もあったっけ。
