戦争と人間 第三部 完結篇の作品情報・感想・評価・動画配信

『戦争と人間 第三部 完結篇』に投稿された感想・評価

2.9

山本薩夫監督の左翼歴史大河三部作も遂に最終作。前作で伍代家以外の登場人物の大半が退場したり、記録映像の挿入増加、特撮なしと予算厳しいのが伺えるが後半のソ連ロケ一点豪華主義。左翼思想と兵士の立場の間で…

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3.5

【泥舟の日活、最後の輝き】
※三部まとめてのレビューです

60年代の日本映画界は高度経済成長期の恩恵を受けていないかのように入場者数が落ち込み斜陽産業へと転がりつつあった。1970年、日活は経営難…

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sh
4.2

若き日の吉永小百合美しすぎるシーンから始まり、演技はさすが。
ノモンハンの戦いってこんなに過酷だったとは知らなかった…。これがまだ1939年なんて…
まだ日中の国交が始まってない時期に撮影してたみた…

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五味川純平原作/山本薩夫監督による三部作で日活製作による戦争大河超大作の第二作目。
当初は東京裁判までの四部作を予定していたが、制作費が膨らみ日活が経営悪化により日活ロマンポルノの”礎を築く”ことに…

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第三部は、モスフィルムの協力を得て撮影された。ノモンハン事件の大規模な戦闘シーンはソ連軍の協力で撮影された大規模な完結編となった。

かなりボリュームがあり見応えたっぷりでした。
第二部より恋愛要素は少なくなって、戦闘や虐殺など戦争色がかなり濃くなった。
そして妻となった吉永小百合や戦地に行った北大路欣也がとても良かった。

ただ…

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SANKOU
4.2

群像劇であった前二作に比べると、伍代俊介と標耕平の物語にドラマが凝縮されている感があった。
徴兵が免除されていながらも、己の信念を貫き戦争と戦うことを決意した俊介。
徴兵を拒否して監獄行きの選択肢も…

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mh
-

路線変更と予算削減でとうとうメロドラマになってしまったんだけど、その結果ちょっと持ち直した三部作の完結編。
関東軍が中国で行った虐殺のくだりなど、北朝鮮のプロパガンダ映画も真っ青の極悪非道っぷりで、…

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完結編だけ観ているので、日中戦争開始直前から、ノモンハン事件の戦闘を中心に、第二次世界大戦の開始の宣言で終わる。
戦闘シーンのリアルに目を留め、戦争の悲惨さを知る。
この辺りの歴史の実感性が薄かった…

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予定のない休日だったので三作まとめてみたら疲れたが、すこし当時をみてきた気になった 太平洋戦争についてはいろんな本とか読むと意見はさまざまで思うところもあるが、でもやっぱりノモンハン事件は無謀だった

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