ロバートロドリゲス、衝撃の超低予算映画
日本円で７０万しか製作にかかっていないらしいが、そんな事を全く感じさせない監督の才能が溢れ出した一本になっていた
色々とお金がかからないように工夫しているのが見ていて伺える本作
同じカットでもズームを利用して違うカットっぽく見せたりと編集で本来は笑うシーンじゃないシーンを面白くしてみたり、怖さを演出してみたりと飽きさせないような考慮がなされていてそれだけで楽しい
もちろんセットとか小道具とかも用意するお金はないんだろうけど、雰囲気も抜群によくてやっぱりこういうのはお金もあるかもしれないけど撮る人に一番影響されるんだろうなと感じたり
そしてキャラクターも80分の尺の映画なのにどいつも個性的で、ストーリーも先が読めなく最後まで一気に見ることができた
アクションもそんなに連続したものはないんだけど、ジョンウーイズム溢れるスローモーションを交えた演出はやっぱりドストライク
銃もあんまり主人公サイドが映画で使っているのを見かけないようなSMGだったのも新鮮だった
ここまでできるんだ！と感動した一本
映画製作に携わる人には特にオススメ！
あとDVD特典のロバートロドリゲスのフィルムスクールが本編と同じぐらい面白くてタメになるのでそっちもオススメです
