4Kブルーレイで鑑賞。何度か観ている作品。初めて劇場で観た時は、ただ怖いだけの映画でした。その後に観た時は、自己中心的な父親レイに嫌悪感。今回の感想は、極限状態で人はどう生きるのかと考えさせてくれる映画だと思いました。自分勝手に見えるレイは、ひょっとして十分に親に愛されずに育って、妻や子ども達の愛し方が分からなかっただけかもと思いました。本当は子ども達を愛しているレイ。過酷な状況で必死に守る姿は、子ども達に伝わったのかなと思いました。ウィルスによって宇宙人は自滅しますが、今コロナと戦っている人類は、どれだけの犠牲を伴うのだろうと映画の最後に考えました。やはり怖いのは、人間なのでしょうかと考えてしまう作品です。
