港で貨物クレーンの操縦士として働くレイは、週末に離婚した妻に引き取られていた高校生の息子ロビーと小学生の娘レイチェルを預かるが、粗っぽい性格のレイはうまく接することができずにいた。仕事明けで疲れたレイが眠ってしまっている間にロビーが勝手に車で外にでかけたと知り、慌てて玄関から飛び出したレイは、怯えながら空を眺める人々に気づく。異様なハリケーンのような雲に暴風、とどろく雷鳴。帰宅したロビーから、雷が同じ場所に何度も落ちて道に穴が空いていたという話を聞き、現場を見に行ったレイは、昔から地下に埋まっていたとしか思えない、穴から現れた巨大な機械が次々に人を襲うのを目の当たりにする。
異常事態を察知したレイは、ロビーとレイチェルを連れて急いで街を脱出する。しかし、この異常事態は世界中で同時多発的に起こっていた。
ウェルズの小説を基にした映画。
圧倒的な侵略者を前に、行き場もなく逃げ惑う人々。
ダコタ・ファニングが子役と思えない演技っぷり。
