B級の匂いを味にした大作。
窓に貼り付いた食パンを仰々しく見せたり
1体の死体が流れてきたと思わせきや、
時間差で大量の死体をマヌケに撮って流れさせるなどのユーモアも光る。
キャッチボールのシーンのロングショットで驚愕した。
前のカットとの相乗効果により、より楽しく見れるショットになっていた。
差し込む光や、群衆の動かし方、ロングショット、車内長回し、
高い技術と発想力でそれらが映画になっていた。
映画とはこのように撮るものなのかと、大変楽しませてもらえた。
宇宙戦争というタイトルと、想像していた物と違うギャップ
この監督がB級臭がある商品を近年に作った点、
それらで評価を下げているのだと思うが
作品自体は素晴らしいデキだった。