宇宙戦争って言うほどだから、スターウォーズみたいに壮大な戦いを観れるのかと思ったら、いきなり地球に宇宙人が攻めてきて、人類がワーキャー逃げ回る様を描いてる映画だったから少々驚いた。
しかも戦争と言うか、ほぼ宇宙人に侵略されてる状態で人類はやられっぱなし。題名と若干ギャップある。収集の付け方も意外でビックリした。
でも街が血管張り巡らされて真っ赤に染まった地獄絵図みたいになってたのはキモくて良いし、車の争奪戦は人間のリアルで汚い部分が滲み出てた。
主人公のトムさんが、軍人でもなく、国民を助けるヒーローでもない、一市民の我が子を必死に守るパパっていうのも良かった。その娘役がダコタ・ファニングなのも最高。めちゃくちゃに可愛いし癒された。
約2時間あるけどダレないし観やすい。終始スピルバーグぽくない映画だけど普通に面白かった。