gm

細い目のgmのネタバレレビュー・内容・結末

細い目(2004年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

びびりの私が地震が来ても立ち上がれなかった。結構揺れたし怖くて一度部屋を出たかったけど見逃すのが惜しくて^^;

監督の作品はこれが3本目だけど、どれも親がすごく良い。『ラブン』に出てくる両親は監督のご両親がモデルだという事だったし監督がどんな方だったのか想像に難くない。

仲が良くてたくさん話をして明るくて。そんな両親ばかりなら世の中可愛そうな子供なんていなくなるんだろうな。

とにかくオーキッドの可愛いこと!!!
一言話をした瞬間から虜になった。ジェイソンと同じだよ。(その瞬間のジェイソン、可愛かったね!)
そんなジェイソンは、舘ひろしの子孫みたいな顔してたけど、可愛かった!

海賊版のVCDの店で出会った二人はあれよあれよと親しくなって、それがすごく自然で、デートも可愛いし、オーキッドのママはやけにものわかりが良くし、パパだってすごく心配してるけど我慢して見守っている。
ジェイソンの家族は(社会的な立場からなのか?)二人の交際については色々面倒そうだったけれど、そんな事もさらりと解決できそうな位にオーキッドサイドが安定ファミリーだったのに・・・

こうなると思ったよね。あの彼女。ジェイソンだって、ああいう世界で暮らしていて、オーキッドに出会うまではそこそこチャラチャラしていたんだろう。

そのことで二人が引き裂かれたときには私も悲しくて涙が出たけど、
実生活で娘を持つ身としては、一方で「これは別れてほしいやつだ」とも思ったり。

だから、最後の手紙の内容は、え?待って・・・泣ける?ちょっと涙が引く内容では?ってなったかな。

でもだからって、アレはねぇ・・・
(別の作品のあのシーンもそうだったけど、意外とショッキング。)

あの2人が、なんの不安もなく幸せに付き合い続けられたらどんなに良かっただろうなぁ。そんな2人を撮った映画を2時間でも3時間でも観たかった。

手元にディスクがあったら、結末にくじけず、可愛い二人見たさで何度もリピートするだろうな。
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