細い目の作品情報・感想・評価

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「細い目」に投稿された感想・評価

友人に勧められて鑑賞。
アフタートークもあり満喫。
ヤスミン監督が女性やと知ったのもこの映画でした。
人が恋に落ちる瞬間

ヤクザの下でコピー映画ソフトの露店をしている中国系青年リーは、裕福な家庭で育った金城武ファンのマレーシア人少女オーキッドに一目惚れして、恋に落ちる。

オープニングのクレジットやタイトルなどが手書きのアニメーション風に始まるところから引き込まれる。

民族と宗教の違いを感じさせる過程やお互いの家族の描写、複数の言語での会話などのマレーシア独特の雰囲気も興味深い。

初のヤスミン・アマドフ監督てあるが、独特のテンポ感に最初は途惑うが、全体に明るいユーモアを交えて進む演出も上手い。しかも普遍的な暴力の影もきちんと感じさせるところなども巧みである。

劇中で交わされる映画話にジョン・ウーの「男たちの挽歌」や「ブロークン・アロー」などの映画秘宝的タイトルが並び親近感。

少しカラーバランスを崩した色調と淡い彩度の映像から見えるマレーシアの日常描写も美しい。

悲劇のラストだか、なんとも云えぬ余韻もありとても心に残る。おススメです。
HO

HOの感想・評価

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ユジクのヤスミン・アフマド特集にて

タレンタイム死ぬくらい好きだけどこの映画も大好き
オーキッド本当にかわいい最高にかわいい彼女のことをみんな好きになる理由わかりまくる
ラストはあまりに悲しいけど、手紙の詩の美しさは忘れられない

タレンタイムでも丁寧に描かれていた「子供の繊細な依頼心に大人が優しく応える」仕草がこの映画にもたくさん詰まっていた
「わたしはここで待ってるから」と抱きしめてキスしてくれるお手伝いのおばちゃんや、スキンヘッドなのに娘に櫛を渡すパパ、ジェイソンのお母さんが息子を膝枕して慰めてくれるシーン

ジェイソンと怪我した親友のシーンも大好きだった
愛や優しさや思いやりって、それだけで至高のミステリーになるのでは。なんとなくそんなことがよぎった。
saito

saitoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

寝ちゃった。。。

母、父、いいなぁ。。

タレンタイムの方が全然好きだけど、似てる。。
所沢

所沢の感想・評価

3.7
タレンタイムは私のオームタイムベストなので、やはり比べてしまうと評価が低くなってしまう……。

この映画で初恋を描きたかった、というヤスミン監督の言葉を見てあの恋に落ちるシーンに納得。

デートしてるシーンとかとても良かったけど、妊娠させちゃう展開はうーむ。


それでも車の中でお母さんが「それはあなたが結婚を申し込んだ時の私の父のセリフそのままよ」と言った瞬間にポロポロ泣いてる自分がいた。

パンフレットを見たらエンディングはオープンエンディングで人それぞれの解釈があって良い、と書いてありました。

あのラストをどう思うか、
人と話し合うのも良さそうですね。

わたしは……
ふふふ、もう少し色々想像しよう。
そして誰かと聞き会える日が来る事を願いながらここには書かないでおこう。

タレンタイムとキャストがかぶってて良いですね。
お父さん、今回もチャーミング。
あの階段で髪とかし合ってるシーン良かったですね。
ちゃんとお手伝いさんもいるんですよ。

ヤスミン監督の映画は、いつも残酷な沢山の死が描かれるのにこんなにも優しくあたたかい。
てるる

てるるの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「タレンタイム」が最高だったヤスミン・アフマド監督作。

オーキッドを主人公とした三部作の一作目なんだとか。

途中までは良かった。
人種、民族を超えた恋。

オープニングのインド人の詩。
「良い子だから愛するのではない、我が子だから愛するのだ(うろ覚え)」

これは人種なんかではなく、君が君だから愛するって伏線だったんだな。

オーキッドが純粋無垢そうな顔してプリオよりも金城武が好き!とか、「男たちの挽歌」が至高!とか言ってて最高か!てなった。

雰囲気もタレンタイムぽくて、オーキッドの家族と家政婦が最高!
あの家政婦さん「タレンタイム」の面白先生だったわ!
この人めっちゃ良いキャラしてる。

でもあの妊娠発覚からの手紙にポカーン(゚д゚)
え?他の子妊娠させといて、お前の元に戻ってくるよって?
ありえん…

更にその後の手紙で、「彼女が子供堕ろすっていうからヨリ戻したい!」とか(゚д゚)ハァ?
お前1つの命が喪われるの分かってんの?

そしてそれを受け入れちゃうオーキッドってダメンズから離れられない系の女子やん。

付き合ってるのに別の子孕ませといて
「あの子は本気じゃなかったんだ!俺にはお前しかいないんだ!」
「え!そうだったの?じゃあ許すわ!」

これがせめて、実はあの女の子が嘘ついてて、別の男の子供でした!とかならまだしも、個人的にはムリ。

あの手紙以降、めちゃくちゃ冷めた目でしか見られなかった。
空港に向かう車の中でのお父さんに全面的に同意だったわ。

ラストの事故は喪われた命を購ったんだろうか。

手紙前まで→4.0
手紙後→2.0
平均して3点

これ他の2作もオーキッドがダメンズと付き合う話じゃないですよね?
ロマンチストポエマーな彼氏くんと漢気映画が大好きなサバ子ちゃん
組み合わせが最高

ラストは某漫画の重要シーンを想起させられました

デート場面は1時間くらい尺あってもよかった、というくらいウキウキした...
やぎ

やぎの感想・評価

5.0
言葉って、文字ズラだけが意味するもの以外にも、たくさんの含みとか気持ちとかを乗っけてるんだよな、と改めて思った。話す相手や話題によって言語を切り替える登場人物たちは、それをよく分かっている気がする。

日常生活で単一言語しか話さない私は、その言葉の頼りなさにちょっと不安になったり。
タレンタイムより好きかも。
Mizi

Miziの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

マレー人女性と中国人男性のラブストーリー。香港映画や中国映画ずきのオーキッドは、海賊版VCDを売るジェイソンに出会う。お互いに惹かれ合いデートするが。。。。
オーキッドが、読んでいる本に、植民地支配における文化の影響について話す。支配国による価値観の影響を受けること。友達は、ディカプリオみたいな白人を理想のタイプとしたり、オーキッドは金城武のようなアジア人を理想のタイプとする。デートシーンでの会話の中で、マレー人は怠け者という偏見や、ジェイソンが本名がカンフーの俳優から名前が付けられたこと。人種間で感じるレッテルについて知る。
オーキッドの両親の微笑ましい関係。とりわけヤムさんのお茶目さににんまりさせられる。
ジェイソンの母とジェイソンとのかけがえのない関係。タゴールの詩を読む。
ラストのパラレルな展開。
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