このレビューはネタバレを含みます
禁酒法の時代にアル中増えたと映画でも言ってたけど、この時代かなり米国ではアルコールは問題になってた感じ。今のように薬物はなかっただろうけど。
書こうとしても書けない作家の苦悩が酒に溺れる端緒で、書くきっかけを恋人が与えてくれて、さっきまで死ぬ決心をするまでの苦しみの経過を書けばいいと気づいて酒をやめようと努力ができた。というハッピーエンドでいいのかな?
ハッピーエンドで終われたのも親身に世話をする恋人がいたから。その恋人も裏切り捨てられる寸前、兄には見捨てられていた。
中毒患者の嘘や自分勝手さやだらしなさを主役のレイ・ミランド見事に演じていた。