失われた週末の作品情報・感想・評価

「失われた週末」に投稿された感想・評価

ビリー・ワイルダーの脚本・監督作だけれど、アカデミー作品賞受賞作だからか、とてもシリアスで社会派の作り。扱っているのは単にアルコール依存症だけれど。

ハリウッドの描くアルコール依存症は、幻影を見て叫んだり身体中が痒くなったりと、昔からヤク中と全く一緒。
アル中に対するこうした描写は、キリスト教圏だからか。
日本でここまで酷かれてるのって見たこと無いし、聞いたこともない。

アル中は大体、ここまでひどくないでしょ!

アル・カポネが愛したと言われる、禁酒法時代から作られてきたテンプルトン・ライ、今度飲んでみたい。ふん!
kazu1961

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3.6
「失われた週末」
原題「The Lost Weekend」
1947/12/30公開 アメリカ作品 2017-240
アカデミー賞作品賞再鑑賞シリーズ
1946年第18回 アカデミー賞作品賞

好きなビリー・ワイルダー監督の作品ですが、取り上げたテーマがアルコール依存症、ということで一風変わったかなりシリアスな作品に仕上がっています。アルコール依存症患者のどうしようもない苦しみと弱さを描いた社会派映画というべきでしょうね。
主演のレイ・ミランドは本作までは冴えない俳優だったらしく、素晴らしい脚本と演出があれば、冴えなかった俳優でもホームラン(アカデミー主演男優賞)を打つことがあるという良い見本になったと言われています。また音楽のミクロス・ローザの貢献も大きく、緊迫感、苦しみが上手く表現されていますね。
やはりこの年代で既にこれだけ深刻な作品を送り出していた当時のハリウッドの懐の深さと完全に才能が開花したビリー・ワイルダー監督のアカデミー賞初受賞作品なので観るべき作品かと。

アカデミー賞4部門、カンヌ映画祭グランプリ受賞など各国で賞賛を集めたシリアスドラマ。ニューヨークに住む売れない作家のドンは、アルコールに溺れる日々を過ごしていた。酒代に困っては兄の金に手をつけ、果ては商売道具のタイプライターまで売ろうとする。絶望の淵をさまようドンをレイ・ミランドが好演し、オスカー男優の仲間入りを果たす。監督のワイルダーは、この作品で2番目の妻となるオードリー・ヤングと知り合った。
犬

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3.6
コート

ニューヨークに住む売れない作家のドンは、アルコールに溺れる日々を過ごしていた
酒を求めては家の中を探しまわり、酒代に困っては他の人の金に手をつけていた
さらには、商売道具のタイプライターまで売ろうとし....

第18回アカデミー賞では、作品賞をはじめ4部門を受賞したシリアスドラマ

アルコール依存症の男の話

怖いですね〜
こんな事態になるとは。。

私はそんなにお酒が飲めないので、よく分かりませんが、中毒者の考えることが恐ろしかった
言い訳もスゴい

前半は時間が前後する
効果音で緊張感アップ!

レイ・ミランドの演技は見事
何気にドリス・ダウリングの感じが好きだった
pier

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4.7
レイ・ミランド渾身の演技。
アル中映画は賞を獲りやすいなんて言われたけど、大好きな作品です。
ShoseiH

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3.4
酒バラみたいな感じ。
救われる結末だけど。
Acow

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2.5
DVDで観たけど映画以前に字幕が酷すぎて細部が追えなかった。昔の小説に原文をざっくりカットして自己流に翻訳してるやつがあるけど、それはまだ可愛い方で、信じられないことに助詞や漢字の変換ミスが散見された。

内容は、よくハッピーエンドみたいな書かれ方されてるけど、それは一時的なものでしかなくてこの先どうなるかわからないから言うほど楽観的でもないと思う。根本的な解決にはなってない。同じアル中映画でも酒とバラの日々の方がまだ救いがある気がする。
クワン

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3.5
アル中映画の原点。

先程レビューした「リービング・ラスベガス」より更にストレートにアルコール中毒の怖さを全面に描いている。やめたくてもやめられないその絶望。名匠ビリーワイルダー監督はその追い詰め方に容赦なく、アカデミー作品賞とレイミランドが主演男優賞を取ったのも納得のリアリズムと行き場のない人間ドラマだ。

売れない小説家が酒を買う金欲しさに、タイプライターを質に入れ、バーで女性の鞄を盗み、禁酒を誓ったはずなのに酒の魔力に屈していく。アル中病棟に送られ。脱走してもアル中患者特有の幻覚(壁からネズミが這い出し、窓からコウモリが侵入する、、)からは逃げられず、ピストル自殺しようとするが、、人間の内面の崩壊と狂気と共に抗えない哀しみが迫ってくる。

この2作観たら、お酒飲みすぎな方は控えられるかもしれない。。

明日は転職同期と飲み会。男ひとり私だけお酒あまり呑めず、後の女性3人はお酒大好きなので、必然的に飲み放題の店。ああ、お酒呑めるっていいな、酔っ払うって羨ましいな、、とたまに思う。たまには、私も酔って、記憶を失くして、失われた週末を過ごしてみたい 笑 でもやはりシラフの私は、記憶鮮明。だいたい後半は必然、ひたすら聴き役になること多い。そして、私は井戸になる。

でも、幸せな酔っ払いに向かって、この映画の話は明日はしないつもり笑
酒好きだと自認してる方は観て欲しいアル中男話。名匠の神業な小道具使いは物語に説得力を与え、そんな酔ってないんじゃねーってRミランドにオスカーを与えたんだろう…今時撮られていたら頭を撃って終ってるだろうね、当時ならこの程度の描写で充分アル中の怖さを伝えられただろう…コメディタッチもいいけどこれがワイルダーの真骨頂…名作です。
人は何かに依存してなけりゃ生きていけないことを痛切に感じる映画。素晴らしく納得。
りたお

りたおの感想・評価

3.3
スリラーとかホラーとかノワールとか言われてるけど、私コメディの部類だと思ってたわ( 'ω')ノ笑笑

中毒患者の人って本当にあんな感じなのかな。病気だから努力でどうこうとかじゃなくてちゃんと治療してあげなきゃじゃん!!としか思わなかったんだけど、そういう話じゃないよね( ´^ω^)

話の締め方がさすがビリーワイルダーって感じ。思わずにやけた。
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