45年度オスカー作品賞
本が書けずにノイローゼとなり、アルコール依存性になった主人公
彼を家に住まわせる兄や、必死に支える恋人がありながらも、酒と共に底なし沼へ転落していく作家を描いた大傑作!
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演出の技がキラリと光る作品であり、小道具の使い方には思わず舌を巻くほどの出来である
無駄がなく無理のない手法に、以前鑑賞した『ラルジャン』に似たものを感じる
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酒の入ったグラスに向かって「私の恋敵はお酒って訳なのね...負けないわ、何度だって戦ってやる!」とまくし立てる主人公の彼女のセリフには胸を打たれた