このレビューはネタバレを含みます
大学時代、鬱々としてるときにこれ見て元気になった思い出がある。
プロサーファーを期待される順風満帆の人生から一転、挫折を経験して、見事な復活を遂げる話。本当にあった話。
あまり知られてない、隠れた名作。
慈善活動で子供たちに元気を与えて、そこから自分の今後にヒントを得るという流れがドラマチック。
「人生は近すぎるとよく見えなくなる。視点を変えることも大事」というテーマを、物語を通して教えてくれる。
「試合としては無効だけど自分にとっては有効」とか、マリーナがベサニーと優勝を分かち合うシーンとか、エモいポイントが多い。
カメラワークも拘ってると思う。
波に乗るときは水面ぎりぎりと水中を切り替えて、ダイナミックに。
救急シーンは敢えてブレブレに撮って、事態の深刻さを演出。
王道っちゃ王道の流れなんだけど、それでいいんです。音楽も映像もキャストもストーリーも何から何まで好き。
落ち込んでる人に、全力でおすすめしたい映画。
2020/4/5 2回目