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「ソウル・サーファー」に投稿された感想・評価

Marrikuri

Marrikuriの感想・評価

1.2
偽善映画。キレイゴト。24時間テレビ “愛は地球を救う” が好きで好きでたまんない人以外は、ゲロしそうになるでしょ。もしも感動できるとしたら現実のベサニー・ハミルトンさんが素晴らしいからであって、事実に基づいていてもこの映画はバツだ。主人公の兄役二人&父役&ライバルのマリーナ役らの外見だけが救い。母役のいかにもハリウッドセレブな感じはかなり嫌い。主人公と親友はパッとしない。
繰り返すが、実際のベサニー・ハミルトンさんは偉大。
“愛は地球を” 内の再現ドラマみたいなレベルは東洋の島国の専売特許かと思ってたけど、アメリカさんもまったく同じ低俗さに陥るんだね。キャスト&スタッフ全員ノーギャラにして興収の何割かを慈善団体とかに寄付すればよかったんだ。読売のあれが多くの常識人から拒まれつづけてる主因の一つが「みんなギャラもらって愛を語ってるから」だからね。(私はじつはあの番組にちょこっとだけ出演したことあるけどね。当時の彼氏が録画して喜んでた。)

ファーストカットから “現在の” 左腕のつけねを正々堂々イントロ的に見せちゃってそれから回想に入ればよかったのに、、、エレファントマン類はそういうのをまあ許さない。。
面白くも何ともないリア充な平和な日々(サメ待ち!)を20分ぐらいもだらだらやって、「早く喰われろ」「もういいから、サメ早くぅ」と私をセカセカさせ、やっとこさサメがお出ましたら、喰いちぎるところをちゃんと見せない。切断面も見せない。誰一人「腕が!」「腕喰われた!」というマストな一言を発さず、慌てぶりや耐えを粛々と。粛々はべつにいいんだが、しかしその時、極上C級ホラー映画みたくキモチ悪すぎる低い男声の唄(一種の民謡?)を流しつづける。悪趣味! そんなことするよりもちゃんとグロを直視させてほしかった。ギザギザグチャグチャの肩肉の先や骨の輪切りとか見せればいい。そういうの全部サボっておいて、エレファントマンの悪いとこをあくまでも踏襲していて途中からは逆にこれでもかこれでもかとタンクトップや水着で左肩の滑らかそうな丸っこさをCG頼みで露出しつづける。正真正銘の腕のない女優さんを使えばいいじゃん? それはともかく、一番伝えなきゃいけなかったのはやっぱ事故直後のショッキングさと激痛でしょ。汚くったっていいじゃん。“キレイゴトポジティブ”禁止!
ほんと、日テレ読売のお株を奪うキレイ好き映画だ。ちょっとだけ励ましとか悲しむとかあった後、気がついたらもう義手を手に入れ、義手には拗ねてみせ、もうちょっと経ったらもうサーフィンのテイクオフを成功させてる。ふざけんな。
まともな人が真に見たいのは、いきなりの完成形としての復帰ライディング(ナカナカ成功デキナイノヨの申し訳程度のひっくり返りをちょっと見せた上で)じゃなく、ボード上でのスタンドアップを百回試みても全然できない・できそうにない、その百回目までをさんざん映した上での百一回目の成功でしょ!?! 編集ですっきり一分半あれば提示できる。百一回やれば実を結ぶかもしれない反復を私たちは不幸に甘えてほんの数回や数十回でやめちゃう、そういう凡人の甘さにムチ入れるごとく彼女の初回~百一回目までの泥臭い全姿を撮ってよね。撮ってよね。片腕立て伏せトレーニングだって、終盤に一瞬映してるけど、それを飽きさせるほどの回数映すべきだった。普通の人が普通にできることができなくなっちゃった者のリアルな痛み(と大喜び)をどぎつく見せてくれなきゃ、ベサニーさんをわざわざ映画にした意味ないじゃん!
泣くシーンにしてもさ、、サーファーであろうとなかろうと、左腕一本失ったら誰だってショックだし悲しいし不便きわまりない。泣かない人なんているわけないんだから、愁嘆場をほんの一つご用意シマシタ、じゃなく、彼女の重い重い涙で私たちの一番痛いところをもっと刃物的に穿つべきだった。
そういう真っ向から描いていくべきことをスピーディーに切り上げちゃうんだったら、十行程度の「あらすじ」だけ読ませれば済む。このままだと「そんなの、腕失ったんだから当たり前じゃん」としか私たちは思わないよ。例えばトイレで手を汚しちゃって屈辱の涙とか、右手をぶつけた時にさする左手がないから唇を右手につけて三十秒以上フーフーしたとか、買い物でサイフからコインがコロコロリンしちゃってそのうちの何枚かは親切な人に拾ってもらえたけど残りはどこかの子供に持っていかれちゃったとか、そういう生々しい凸凹を、具体例だらけの小学生の優れた優れた作文みたく誠実に積み上げてほしかった。いっぱいいっぱい主人公が泣いて泣いて泣き止まない赤い顔から私たちを逃げられなくさせて、「あんたはこの映画観てるあいだだけつきあってくれれば済むけど、この子はこれが一生なんだよ!」と息荒くふんぞりかえってほしかった。ほんと、サメ前にはひょいとできた基本以前の基本を三千回やってもできなくて三千一回目にやっとできる、みたいなのを(時々でいいから本当に泥臭く)積み上げることなしに、何が「神から与えられた試練」だ。身体障碍をナメるな。信仰をナメるな。映画文化をナメるな。
だいたい、ベサーニさん本人はインタビューで「じつはサメに襲われる二週間前に、母と『神様、私をあなたのために役立ててください』と祈りました。二週間前のその祈りがあったため、ショックはショックでも『必要な試練が与えられたのだ』と心が落ち着いていられました。希望に満ちた将来が約束されているはずだと信じることができました」と語ってる。脚本は、なぜそんな重大な逸話をスルー? そのくせ「神」や「祈り」がひんぱんに映画の中に出てくる。信仰や福音の証し方を知らない脚本家たち。
それと、腕喰ったサメを捕まえて殺してるけど、サメをさっと殺すのも、チョットね。。 人類ってそんなに偉いの?

サーフィンの見せ方も、マズかったね。これこそが酷評の決定的理由だ。せわしなくカメラをあっち向けてこっち向けた挙げ句、編集で不安定な割りまくり方したのは、つまるところサーファーたちの何をどこ目線でどう撮りたいのかコンセプトが全然ないからだね。これじゃYouTube用に誰かが適当に編んだ「あなたもサーフィンしてみよう。ほら、こんなにカッコいいでしょ?」だ。映画になってないんだ。テイクオフからのコンプリートをたまにはワンカットで撮りきればよかったのにね。
さらに酷いのは、古くからある日本のスポ漫画スポアニメの手法を無芸にパクって海上での一部始終を「実況者」がお節介に全部説明しちゃう。魅力を映像だけで語るんだという目的意識も自負もそもそもゼロだった。まさか「ベサニー、インパクトゾーンに落ちたぁ」とまで実況し尽くすとは!! 「ベサニー落ちたぁ。インパクトゾーンか」ぐらいにとどめておきなよ。悪い台本。

パッとしない主演女優よりもむしろ、ライバルの黒髪マリーナ役(ソーニャ・バルモレス・チャン)のが印象深かった。役柄上も、マリーナはベサニーを容赦なく “対等な者同士として” 振るい落とそうと君臨しつづける。私は、この映画はマリーナを主役にしてマリーナ視点でベサニーの悲劇&超克を(より客観的かつ傍観者的に)描いたほうが秀作になりえたのじゃないかと想う。
マリーナにはマリーナの境遇・事情がある。彼女だって、何が何でも勝たなきゃいけなかっただろう。彼女を「悪役じゃなく、じつは全然フェアな人でございます」に落ち着かせるんじゃなく、むしろ「悪役っちゃぁ悪役だけど、みんなが感情移入できる要素をこんなに持ってます。主役以上に魅力的な悪役!」へと浮上させたほうがよかったんじゃん?
エンドロール前の実際映像の中に主人公・家族全員・親友まで続々出てきたのにマリーナが不在だったのは、最後の最後のこの映画の致命傷。(マリーナだけは架空の人物だったってことか。じゃあ、なおさら、商業的に不可欠なマリーナをもっともっと作り込むべき。)
試合展開は、、 素人さんは終盤に固唾をのんだことだろう。私だって、とりあえず(実況によるすっかりなサーフィン説明映画化には呆れつづけつつも)どんな結果になってゆくのか多少食らいつく喜びを抱いた。けど、海上の六、七人の中でベサニーひとりがアウトへ移るのはやっぱ、わざとらしいよ。特に、常勝マリーナともあろう勘鋭い者がその波(おばけセット)を全然察知できなかったなんて。
ここは、こうしよう。ベサニーの遠ざかりに咄嗟に反応して海千山千のマリーナも「ひょっとして」と悪役らしくアウトへついてゆく。そして最高の大波にベサニーとマリーナが乗る。そしてマリーナは小ずるさのバチが当たって水死しそうになる。。

「脇役のマリーナだけがいいキャラね」
(季語/脇→脇ボトックス→夏)


[つたや]
言い訳、愚痴、人のせいなんかしてる場合じゃない!

実話です。
もうただただ、ベサニーのバイタリティーに感動。
人の可能性は無限大。

やりたいことがないとか、
○○のせいでうまくできないとか、
そんな自分の不甲斐なさに幻滅です。

映画を見終わって、
さて、自分は今からどう生きようか、
真剣に考えるきっかけになりました。

映画の終わりは何かの始まり。
シンプルに良い話。

主人公の女の子、ずっと観てたら可愛く見えてくる。

ジョーズよりも好き。
現在も活躍されているプロサーファー、ベサニー・ハミルトンさんの実話を映画化。

ハワイの海とサーフィンが大好きで、天才と呼ばれてきた彼女は、13歳にして思わぬ障害を持つこととなり…。

キリスト教の要素強めかも。主演の子がすっごく魅力的。素敵なご家族。
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

3.1
 サメに腕を食いちぎられたがプロサーファーを目指すベサニー・ハミルトンの実話を映画化。

 家族や競技だけでなく、ボランティア活動や事件を知った人々という外からの影響が立ち直る大きなきっかけだったというのが良かった。
 サーフィンのシーンもかなりいい感じ。
サメに腕噛まれたことはないけど彼女の信仰に物凄く励まされる。
出だしからblessed be your nameのworshipなところが最高。
てぱ

てぱの感想・評価

3.8
うまく言えないけどすごい…実話だというのも最後の大会もグッとくる。

どんな状況でも何かに打ち込めるってすばらしい!
だるま

だるまの感想・評価

4.2
両腕ある自分でさえ沖でるの大変なのに。。。
波に乗れるどころかビッグウェーブに乗った上でのカットバックやボトムターンしちゃうあたり。
そして優勝も飾っちゃうという。。

半端じゃない上手さ!


そして思うのは人間デカいインパクトがあるとめちゃくちゃ辛い。ただそれを乗り越えた人間は強く勇ましくなれる。
と思うと神の与えし試練でもあるし、
大きくなりたければ
「苦」は必要不可欠である。

後はやっぱりディズニーは飽きない、皆を魅了する映画を作るのが上手い。
unO

unOの感想・評価

4.0
ハワイ島に生まれ、幼い頃から海を自分の家のように愛しサーフィンに興じていた少女ベサニー・ハミルトンが、将来のプロサーファーを確実視されていた13歳の時に左腕をサメの襲撃により失い、絶望の淵に陥りながらも不屈の精神で海に戻り、サーファーへの道を再び歩き出す様を描いたショーン・マクナマラ監督作品です。

その悲劇からの見事なカムバックが人々の心を打ち、ESPNが選ぶカムバック賞や、ティーンエイジャーが選ぶ最も活躍した著名人に贈るティーン・チョイス・アワードを受賞したベサニー・ハミルトンの実話を、映画的脚色と演じたアナソフィア・ロブにCG処理を加えて描いています。

実話自体がすでに胸打つドキュメンタリーであり、それに対して不必要な脚色であると思わせる部分もありますが、苦境に陥っても尚明日へと歩みだす彼女の強さに心揺さぶられる感動的なスポーツ映画で、人生にはいつだって突然襲い来る理不尽な不幸があれど、その先には必ず輝ける最高の瞬間があると信じていたいと思わせる一作です。奮い立たせてくれるライバルがいるっていいですね(^^
MTMT

MTMTの感想・評価

4.0
トラウマを乗り越え、夢を、好きなものを諦めない姿に感動。
ポスターがすばらしい。
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