1920年代
シカゴ
元バックダンサーの主婦、ロキシーはナイトクラブの踊り子でスターになる事を夢見ていた。
ある日「コネで舞台に立たせてあげる」と愛人に嘘八百を吐かれ、それが原因で激昂した末にあろうことか愛人を拳銃で殺害、逮捕されてしまう。
このままでは絞首刑にされてしまうので、無敗の弁護士に弁護を依頼することに…
敏腕弁護士が悲劇のヒロイン的な架空のストーリーをでっちあげ、ロキシーを民衆のスターに仕立て上げる。
しかしこれをよく思わない人間が1人
同じ刑務所に入り同じ弁護士を雇っていたヴェルマである。
後から来たロキシーに人気を取られてしまった事によって大激怒。
激しい対抗心を抱く事になる…
これは面白いッ!👏😆
ブロードウェイのミュージカルを映画化したものだが、ミュージカル部分が登場人物の心情を表したものがメインなのでストーリーラインの邪魔をする事なく自然に受け入れられる。
勿論楽曲はどれも一級品だ。
ロキシーとヴェルマは違うタイプの美女で、その歌声とダンスにまんまと魅了された。
どっちも性格は最悪なのだが、(これは騙されてしまうな…)という説得力があった。
定期的に見直したくなる名作だ。