おばたあおし

シカゴのおばたあおしのレビュー・感想・評価

シカゴ(2002年製作の映画)
4.2
過去3回は観てる。1回目は上映した頃の中学生、2回目は大学の頃?で今回3回目。
1回目に観た当時、学年でこのサントラが流行ってて、腐るほど聞いたので思い出補正込みでこの点数。
正直、中学くらいの頃に観た時は「音楽とダンスがすげー!」くらいで内容3割しか分かってなかったと思う。母に感想聞いたら「現実って感じ」って言ってたのが今なら分かる。2回目に観た時に「こんなクソな話だったか」と思った覚えすらある。今見てもまあそう思う。ロキシーのしたたかさに感心すらする。エイモスが最初から最後までひたすら可哀想で救いもない。
まあある意味ハッピーエンドだけど自己中すぎてモヤる。……けどどこかスカッとするのはなんでなんだろうね……

音楽とダンス。煌びやかさに目が眩む。
凄いなと思うのは、〇〇バージョンとかリプライズみたいな曲がほぼ無い上に劇中はほとんどがミュージカルパートなんだよね。曲数が多いし見応えがある。ほんとにミュージカルを劇場で観てる気分になった。
ストーリー気にしないならいい映画。多分また10年後くらいに観るかも。