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シカゴのtmのレビュー・感想・評価

シカゴ(2002年製作の映画)
3.8
有名作だけど、初めて鑑賞しました。うーん、評価が難しいなあ(笑)


まず、世界観はすごく好きです。酒、殺人、欲望、虚栄心。現実では絶対になれない世界がそこには広がっていて、ある意味彼女たちやその世界が羨ましいから。そもそも、完全な善人がロキシーの夫しか居ないからそんな世界嫌だけど!!!(しかも、その夫も最後まで報われない)

正直、これミュージカルで観た方が面白いです。内容が楽しいわけじゃなくてパフォーマンスと世界観が素敵なものだもんね(*_*)

でも、じゃあ何が良いってレネー・セルヴィガーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズが観れることです!
レネーは最初はおばさん顏で可愛くなーい、と思ってたのですがじーっくり見てるとめちゃくちゃ愛嬌あって可愛い(笑)特にハート型の唇可愛いな〜
キャサリンは言うことなし。美貌、オーラ、歌唱力、どれを取ってもレネーに正直勝ってる(笑)ターミナルでも思ったけど、この人めちゃくちゃ綺麗ですね、、、

リチャード・ギアがかなり残念でした。いや、相変わらず素敵な色男なんですが如何せん、ミュージカル。歌唱力が、、、。どうせならもっと上手な人使ってほしかったなあ。

あとママ役のクィーンは相変わらず素敵でした。迫力ありますよね、、、。

好きな楽曲はやっぱり『Cell Block Tango』です。あとは『We Both Reached for the Gun
』はレネーの腹話術の演技がすごかったです。

『NINE』観た時に、かなり汚いお話だ!と批判を受けてる描写があったけど、もっとやるならドロドロして欲しかったかな(笑)正直、ミュージカルじゃなかったらって考えてたらそこまで面白いお話じゃないかもしれません。

でも、これ本場のパフォーマンスが観たいなあ!と思わせてくれました。NYに行く機会あったら観よ\(^o^)/
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