青二歳

細菌列島の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

細菌列島(2009年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

脱線ついでにおでん好きのあの方へ追悼の意を込めて…とはいえこれじゃなんら追悼にならんでしょうが、そろそろ笑えない事態になるかもしれないし、今のうちにmarkしておきます。
某"キタ国"の独裁者(天パの方)を竹中直人、後継者"正一"を須藤健太郎、唐突にジローラモがCIAエージェント、オカマ公安警察に前田健、ほか佐藤二朗などクセのある方々がドイヒーな映画で遊んでいます…ブッチー武者まで出てくるんだもん。神さまの姿で!真面目にやる気ないでしょう。
なお竹中直人は一瞬ですので、そう期待されないように。ご本人曰く、カツラとサングラス渡されて誰にも絡まず半日で撮影が終わり、すっかり忘れていたらポスターにでかでかと自分がいて驚いたと笑っておいででした。
前田健もお亡くなりになって久しいですしねぇ…セクシータレントの方より前田健の踊りが見たかったな。

それにしても…これが結構前の製作かと思ったら2009年という…結構最近!
2002年にようよう拉致を認め、被害者の一時帰国が果たされ、おでん好きのあの方が成田空港で拘束され超法規措置で北京に送られたのは前年2001年…
…よく出来たなこれ…!そういえば拉致を認めてから北朝鮮の情報バラエティへの露出が増えたような覚えが…
今作の独裁者は天パの方です。映画史上もっとも先代の顔がやたらめったら出てくる映画だった。もはや懐かしい。

【おはなし】某"キタ国"の独裁者“将軍さま”の後継者“正一”、彼はお忍びで来日した際に出会い恋に落ちた女性を忘れられず日本に戻り、一市民としてアルバイトをしながら暮らしていた…
ある時謎の伝染病が新潟に拡がった。患者は「ふ…ふ…フルシチョフ!」と叫んで倒れたが、その時顔面が“将軍さま”の顔そっくりに変化してしまうという奇病であった。
そんな異変を知らない“正一”は、愛する女性を求め新潟に向かう。迫り来る公安警察、暗殺を企むCIAエージェント、彼は愛を告げることが出来るのか…


「わが国にそんな高度な科学力があるとお思いですか…?」「…ないな」「でしょ」
確かに叫ぶ言葉がソビエトや共産主義しばりじゃなくて「ガ、ガガリーン!」とか「ピロシキ!」とか適当にロシアだったもんなぁ…
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