ツーラン

ニンジャ・アサシンのツーランのネタバレレビュー・内容・結末

ニンジャ・アサシン(2009年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

 これほど、画面が暗い映画は見たことがありません。全編に渡って、ナイトシーンなのは構わないのですが。アクションシーンになると、ニンジャですので。黒装束の男たちが出てきますが、あまりに暗くて、一体何人いて。誰が何をしているのか、全くわからずに。ひたすら台詞やSEに聞き耳を立てなければいけませんでした。
 せっかく、激しいアクションをしているのに。何も映っていないのはガッカリでした。

 ストーリーも、長いアクションシークエンスがほとんどで。そのどれもが何が起こっているのかわからない状態なので。呆然と、真っ暗な画面にうっすら、血しぶきが飛ぶのを虚しく確認するだけでした。

 クライマックスのニンジャ軍団VS特殊部隊との戦いは、盛り上がりそうな設定でしたが。特に、目新しいものはなかったです。

 主人公も、あまり感情を表に出すことなく。基本的な行動の理由があまりわからなかったです。回想シーンが多くて、そのどれもが単なる説明に終わっているのも。物語のテンポが悪く思えてしまった原因だと思います。
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