のせ

ニュー・シネマ・パラダイスののせのレビュー・感想・評価

5.0
名作と言われる中でも好みの作品、再び見たいと思えた、よく言われるがやはり音楽は最高

戦争が横たわってる時代に世代も性別も地位も生まれも超えてみんなが楽しめる娯楽としての映画があった

宗教上キスシーンを全部カットして上映していたところが時代を感じたし、ありのままの映画の良さを捉えられていなかったことから、時代が変化していく流れがいい

いい塩梅でコメディー要素が入り込んできてバランス感覚のいい映画

外で映画を上映してる時に雨が降ってきて彼女が急に現れるシーン好き

時代の変化によって映画館が廃れていくシーンは現代とも大きく通じるところがあって、これだけ娯楽が溢れてる現代だからこそ映画の素晴らしさを再考しないといけない

アルフレードとトトのお互いを思い合う関係は素敵だし、村からトトを追い出す際のアルフレードのセリフはとても美しい

お母さんの"この村はまぼろし"ってセリフも好きで、やっぱ美化された初恋に引きづられちゃ周りが見えなくなるのかもしれない

あの広場すごい良い、みんなが公共のものとして使えて、たまに映画を壁を移して上映して

映画の楽しみ方は色々あるけど、あんな感じでみんなでわいわい外で大画面で見るってのもすごい良い映画体験になりそう、やりたい
のせ

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