いばん

ニュー・シネマ・パラダイスのいばんのレビュー・感想・評価

4.2
何回みても泣いてしまう。今私はアメリカで学生生活をしていて、元気そのものだった祖父が入院したという話を聞いたところだった。日本に戻って家族と一緒にいたい気持ち、いなければいけない義務感のような気持ち、なんにもない地元だし嫌なこともいっぱいあったけどそれも含めたノスタルジー、でも私は前に進まなきゃいけない。できるのであればそういうものは捨てて自分の道を歩いて行かないといけない。アルフレードの「絶対に帰ってくるなよ」という台詞にどれほどの愛が込められていることか。30年越しに再開したの母親の「ここにあるのはただのまぼろし」というのは中々に強い台詞だと思う。過去は全てまぼろし。縋りついたりそれがあなたの未来の足を引っ張るものであってはいけない。未来だけを見て道を決めなければいけない
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