りゅか

ニュー・シネマ・パラダイスのりゅかのレビュー・感想・評価

3.7
映画愛🎞

📕あらすじ📘
映画監督として成功をおさめたサルバトーレのもとに、老いたアルフレードの死の知らせが届く。彼の脳裏に「トト」と呼ばれた少年時代や多くの時間を過ごした「パラダイス座」、映写技師アルフレードとの友情がよみがえってくる。

オススメ度:❤︎❤︎❤︎❤︎♡、4.0
自己スコア:❤︎❤︎❤︎♡♡、3.7

⭐️レビュー

映画って素晴らしい映画🎞

中年を迎えた映画監督が、
映画に魅せられた少年時代の出来事と
青年時代の恋愛を回想する物語。
感傷と郷愁、
映画への愛情が描かれた作品。
内容と相まってエンニオ・モリコーネの音楽がよく知られている。


懐かしい…
映画自由席、
何度も見れる(本当はダメ)
立ち見あり、野外上映。
指定席になってまだ
20年くらいだから
今の30代前半の子が
それを知ってるか知らないくらいだと思う。

終戦直後、
辺鄙な田舎では娯楽は映画のみ。
教会を開放して上映する以上、
倫理的に不道徳な場面や
享楽的なラヴ・シーンを
村人たちの目に触れさせてはならぬと
カットする神父。
それでも皆映画を観にやってくる。

映画見てあんなに
笑ったり泣いたりした事ないなぁ…。
え、皆あんな風に
感情豊かに観てるの…?
指の隙間から🫣見てるのが面白かった。

入れなかった人のために
壁に映すところから
青年になるまでが好き。

昔はこういう風に皆が集まって
映画やTVを見てたんだなぁって
知ることが出来て
その場にいないのに
懐かしさが込み上げる。


親子以上の歳の離れた
アルフレードとトトの友情、
父親のいないトトに父親のような愛情で
見守るアルフレード、
忘れられない初恋、夢、故郷。

「耳をすませば」と一緒で
自分もトトのような人生を歩みたかった。
アルフレードのようなお友達ほしかった。
そういう意味で鬱になる笑
映写技師憧れたなぁー📽
あのカラカラ…って音が好きで。
今度は自分がなる番!って思うけど
今の世の中、
子供に話しかけたら不審者扱い。
世知辛ー。

ビデオやテレビの普及。
時代の流れには逆らえず
取り壊される映画館。
最新作もすぐレンタルや配信されるから
わざわざ観に行かなくなったり。
倍速視聴はどんなにつまらなくても
自分はやらないけど。
CDも買わなくなった。 


劇場版しか見てないから
完全版との違いは
ネットで読んだ程度だけど
本当にエレナがいたら
トトはずっと田舎にいたままだったのだろうか?
人生はちょっとした
神のイタズラで変わるもの。
切り拓けるかどうかは
自分と周りの環境。
映画と共に育ったトト、幼少期が可愛い。
彼がどんな作品を撮る映画監督になったのか、作品を見てみたい。
ニューシネマパラダイスで
上映されたかな?!


名作と言われてるけど
自分はそこまで…。
もうちょっと年齢を重ねたら
もう1度みたい。

⭐️情報

エンニオ・モリコーネ、享年91歳。
500作品以上の映画とTVの⾳楽を⼿掛け、アカデミー賞には6度ノミネート。『ヘイトフル・エイト』(15)で遂に受賞。全功績を称える名誉賞にも輝いた。

そんな伝説のマエストロに、
弟⼦であり友でもある
ジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着、
結果的に⽣前の姿を捉える最後の作品となってしまった⾳楽ドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した⾳楽家』が2023年1⽉13⽇(⾦)に日本公開決定。


第62回 アカデミー賞(1990年)
🏆外国語映画賞
第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)
🏆最優秀外国語映画賞
第42回 カンヌ国際映画祭(1989年)
🏆コンペティション部門
審査員特別グランプリ

👤
フィリップ・ノワレ
ジャック・ペラン
アントネラ・アッティーリ

🎥監督
ジュゼッペ・トルナトーレ
製作
フランコ・クリスタルディ
✍️脚本
ジュゼッペ・トルナトーレ

🇮🇹Nuovo Cinema Paradiso
🇯🇵ニューシネマパラダイス
🗓製作年 1989年
🌍製作国 イタリア・フランス🇮🇹🇫🇷
🕛上映時間  劇場版124分
       完全版173分
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