akuy

ニュー・シネマ・パラダイスのakuyのレビュー・感想・評価

4.0
純粋で素敵な映画だった。
泣き始めた場面は、覚えていないくらい、ずっと泣いてた。もう、目がパンパン。


アルフレードの冗談とか、誰かの言った言葉とか、1つ1つが愛があって、すごく好き。
特にお札を出す場面、かっこよすぎ。

トトが映写室に入ってアルフレードを散々困らせる初めのシーン。
私もトトと同じ気持ちになった。
この大人は大丈夫って。

時代を感じたのは、
大人が子供に対して結構厳しく当たっていた。
お母さんがトトを何度も叩いたり、結構厳しくて見ていて少し恐怖を感じた。父親がいない不安と、自分がちゃんと育てなきゃいけないということからの責任感なのか、そういう子育ての時代なのか。
学校の先生も、かなりムチ打ってたよな。

映画館とゆう場所、
映画とゆうモノ、
それを通して街の人たちが一体となり、
人と人を繋げ、
生活を豊かにしている。
そんな風景によき時代を感じる。

アルフレードの職人としてのかっこよさはさることながら、人としても充実している。
目が見えなくなっても、
彼はトトを命の恩人だと言い、
関係は変わらず、対等に接する。
なんて素敵な大人だ。

友達って、年齢、性別、職業、関係ないんだな。
お互い飾らず、対等にものを言える相手であること。互いを思いやる気持ちをもっていれば離れても、友達。

トトは街を出て、富と名声を手に入れた。
心は幸せだっただろうか。
満たされていただろうか。

彼の気持ちは分からないけど、

フィルムに残された愛を受け取り、
彼は幸せを感じたに違いない。


自分の意思とゆうより、自分の役目に常に真面目な牧師が笑える。
トトにお願いされたアルフレードに引き止められてる場面、おばかさがいい味だしてた。
akuy

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