anna

ニュー・シネマ・パラダイスのannaのレビュー・感想・評価

4.0
◎1回目(3.5)

映画が始まるまでの
わくわく感とか
映画を見ているときの
一体感とか
映画を終わったあとの
充実感とか

そんな映画の魅力を伝える、
映画のための映画。
映画と共に生きる人の映画。

ふと、この、映画全盛期で
過ごしてみたかったと
思わされた。

あのとき、あの場所で、
映画はただの娯楽じゃなかった。みんなが一つになる居場所、
みんなの夢や笑顔があふれる場所。

そう思うと、やっぱり映画は
いとおしいものなのかも。

ただ、もう少し年が経って
また見たい。
本当の意味での良さを分かってない気がする。


◎再鑑賞

1回目より、良さが深まった。

映画はただの娯楽でなく、
みんなが駆け寄る場所、繋がる場所、集まる場所、共有する場所。

そう思うと、本当に素敵で、
「ただの娯楽」以上に描かれる
映画が本当に愛しかった。

そんな映画を愛し、映画に愛された少年トト。
アルフレードとトトの繋がりは、友達でも、弟子と師匠でも、親子でも、なく。
言葉では表せない、映画で繋がれた絆が素敵だった。
映画好きのための映画。

トトの人生は幸せだったのか。
正解だったのか。
anna

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