「いたぞ、マルセル!」
ジェイソン・ステイサム作品は、山地和弘さんの声聞きたさに吹き替えで見る。
おかげで冒頭シーンの、間の抜けた警察の声が聞けたのは僥倖だった。
既視感のある設定、敵・警察のアホさ、気の抜けた音楽など、すべては、スーパーウルトラ強いジェイソン・ステイサムを引き立てるため。
この作品の良さはアクションよりもコミカルにステ振りしている点。見ていて心地良い。
とは言え、「いや、そうはならんやろ」「言わせたいだけやろ」「脱がせたいだけやろ」的な展開が多く、台詞回しも古すぎてクサい。
ガソリンアクションとか笑わせに来てるだろ。
何より自宅に箸が置いてあることに驚いた。有能すぎる、ジェイソン・ステイサム。