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真夜中のパーティーのodoroのレビュー・感想・評価

真夜中のパーティー(1970年製作の映画)
3.5
ゲイ仲間が集まった誕生パーティーが舞台の密室劇。
家主マイケルの友人(ストレートでゲイに嫌悪感あり)が訪れたことによって、パーティーの雲行きは怪しいことに。

始めの3分程度でざっとしたメンバーの特徴が映し出されて入り込みやすい。

バルコニーでは飲んで踊って楽しそう。
遅れてやって来る本日の主役ハロルドも、インパクト大。
台詞は勿論皮肉のオンパレード。

急に降りだした大雨で室内に移動したメンバー達。楽しい雰囲気は失われ、電話を使ったゲームでは一気に緊張感が増します。プレゼントとして現れた、カウボーイのオバカキャラではもう役不足。

世間からの疎外感、仲間への嫉妬心でギスギスしたり、ゲイであることへの葛藤など、後半は結構重い。
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