るい

透明人間のるいのレビュー・感想・評価

透明人間(1954年製作の映画)
3.8
昨日、自分の部屋の大掃除がてら
円盤コレクションの整理してたら
失くしてた円盤がいくつか見つかって💦
(他にも、秦始皇帝とか釈迦とかが見つかった)
おぉ!ってなったんですよ🤣🤣🤣
その一本が今作
ゴジラ1作目と同じ昭和29年に公開された
邦画の「透明人間」です
銀座4丁目の交差点で車が何かを轢いたという騒ぎがあり、直後に車の下から人間の遺体が徐々に現れた
遺体から遺書が見つかり自殺と断定
その遺書の内容から彼が戦時中
「透明特攻隊員」つまりは透明人間兵器の生き残りであることが判明する
さらに生き残りは少なくとも自殺した彼以外にあと1人いることもわかり
警察や新聞記者はその生き残りの行方を追うことになる

とにかくゴジラが着ぐるみミニチュア特撮なら、今作は特殊効果
光学合成を多用した特撮が楽しめる作品になっている
70年前にありったけの技術で再現した透明人間の出来が本当凄くて
フェイスペイントを落として透明人間に戻る
シーンや無人バイクが走るシーンは今観てもビックリするくらい見もの
と同時に望んで手にした能力では無い
透明人間となり普通ではなくなってしまった犠牲者である生き残りの主人公の苦悩や悲しさなど内面の描き方が上手くて
現在保存状態が悪く劣化して見づらい映像ながら普通に面白いんですよね
あとなんといっても透明の彼と心を通わす
盲目の少女の演技がめちゃくちゃ上手いんですよ
一応調べたらそこそこ値段はするけど(大体3000円くらい)
DVDはまだ売ってましたね
いや〜見つかって良かった🤣
るい

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