ぽち

海底軍艦のぽちのレビュー・感想・評価

海底軍艦(1963年製作の映画)
3.8
「マンダの生贄にせよ」って名台詞でテンションマックスになる作品。

本多、円谷、伊福部、田中が揃っただけでも嬉しくなってしまう。これだけのスタッフが揃っているのだが頓挫した正月映画の穴埋めに二ヶ月で撮ったというから驚きだ。
でも、この追い詰められた状況が幸いして、テンポの良い割り切った内容となったのではないだろうか。

穴だらけのストーリーや崩壊した倫理観や突っ込み所満載のSF思考等は普通だとマイナス要因だが、この当時の特撮物では「味」として楽しむのが粋ってものだろう。

轟天号の勇姿に感動して、ムウ女王に萌えることが出来る上級者むけ作品といえるだろう。

まったくの個人的嗜好により高得点とさせていただく。

余談。
ムウ女王のコスプレしてSMのAV撮れば絶対売れると思う。
ぽち

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