るい

海底軍艦のるいのレビュー・感想・評価

海底軍艦(1963年製作の映画)
3.5
今年もやってまいりました
姉さんと巡る怪獣映画巡り
新年一発目ということで
辰年にちなんで龍の怪獣が出てくる映画ということで
こちらをチョイス
海底に沈む伝説の文明の地上侵略に対抗するため、旧日本軍の幻の兵器が挑む、空想科学映画
話は

ある日相次いで日本の土木技師が行方不明になる事件が起き
偶然にも現場でグラビア写真を撮っていた
広告写真家の旗中進と西部善人は
その犯人のような者を目撃する
さらに後日、被写体として、いい女に出会えたと2人は
光圀海運の楠見専務の秘書の、神宮寺という女の跡を追跡したら、例の犯人に楠見共々
拐われそうになっていたところを、なんとか助ける
拐おうとしていたのは
ムウ帝国の工作員23号
後日届いた脅迫フィルムの内容によると
かつて彼らの文明はムー大陸を中心に世界を支配していたが、
ある時、一夜にして海底に没し滅んだと
しかし僅かな生き残りが高度な文明を築きながら地底で生き長らえていた
そして要求は
彼にとって脅威である神宮司大佐が今なお建造中であるとする「海底軍艦」と呼ばれる兵器の即時建造中止と
元は我々の物だとする地上、いわば
全世界を、ムウ帝国に返上しろというものだった
しかし政府はこれを、バカな悪戯だと相手にしていなかったが、
ついに信じようとしない国に
ムウ帝国は本気を見せ始め
ようやく国は危機感を持ち始める
役に立たないアホ政府に、もはや、なす術などなく
対抗する切り札は、神宮司大佐そして
「海底軍艦」しかないのだった‥‥
東宝特撮、お得意の
戦争と絡めた空想特撮映画
とにかく設定とかが現実離れ過ぎて
ワクワクするやつ
特に海底軍艦=轟天号の存在と威力が凄いんだよね
ドリルが付いた潜水艦でしかないのに
とにかくめっちゃ強いっていう笑
それに対して役に立たない政府関係にイライラする作品だった気がする
事実をことごとく信じないうえに、攻撃されてピンチになったら手のひら返しをして
神宮司を探してこいとか無茶振りしてくる
にしても今回の敵が前半はめちゃくちゃ強そうに見えるのに
海底軍艦の登場で一気に劣勢になるので
強いんだか弱いんだか中途半端なんだよな
とにかく小林哲子さん演じる皇帝が
派手だったイメージしかなかった気がする🤣🤣
しかも半分近くこの登場人物要るかなってくらい無駄なキャラが自分の中では多くて
特に主人公である高島パパと藤木悠なんか
引っ掻き回してるだけて
要らないと思うんだよね
なんであんなんが極秘任務の中心にいるんだとかツッコミ所も満載だし🤣
でもってこの作品の何処に辰年要素があるんだ?ですよね
ムウ帝国の切り札として出てくる怪獣がまさに龍なんですよ
「マンダ」という怪獣が出てきます
あっさり倒されますが🤣🤣
しかも当初はこのマンダ
蛇の怪獣の予定だったが、公開翌年が辰年なので龍の怪獣になった経緯があり
まさに東宝怪獣においての
辰年の化身なんですよ
調べて
この偶然だったの知ってびっくりした🤣
まさに今年のお正月怪獣映画は今作だ〜
姉さん、今年もたくさん観ていきましょう!
るい

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