音楽がほとんどない中、冒頭から要所要所で流れる不協和音。
元妻が交通事故に遭ったことで、恋人(渡辺真起子)と住む自宅に子どもを連れてくる男(三浦友和)。
母親代わりとして家事を担っても、所詮は他人でしかないということが痛いほど伝わる。
分かりやすいタイトル。(/の意味合い素晴らし)
終盤で感情を爆発させる掛け合いは、さすがに女性がヒステリックに見られすぎないかなと心配になってしまった。
それよりも、自分本位な考えで「独りにするな」と渡辺真起子を力づくで押さえつける三浦友和の恐ろしさ…
中庭と家とを隔てる窓ガラスの演出が上手い。