序盤から伏線だらけで、ミステリーと不穏な空気感。
それがピークに達したところで一気にサスペンスで謎を紐解いていく。
ヒッチコックサスペンスの典型的な運び。
だがこの作品はレベッカがどんな人物であったのか想像を掻き立てられる描写があらゆる所に出てくるが、顔や姿は一切描写されない。
レベッカの影が付き纏うサスペンス。
そんな芸術じみた演出がサラッと出てくるのがすごい。
そんな演出あってこそミステリーの質の高さに繋がってるんだと思う。
これ40年代の映画って信じられない。
流石ヒッチコック。
恐怖なのかハッピーなのかよくわからなくなるエンドも見応え◎