うんちぶりぶり

刑事ジョン・ブック/目撃者のうんちぶりぶりのレビュー・感想・評価

4.2
気負わず誰でも楽しめるサスペンス
駅構内のトイレで警官殺しが起き捜査にあたったジョン(ハリソン・フォード)は、犯行の一部始終をたまたま目撃した少年と犯人探しを始めるが、この事件に警察が絡んでいることを知ったジョンは、自身と少年とその母親(ケリー・マクギリス)の命を守りながら、犯人を逮捕しようと奔走する…て話
とはいうものの、本作は端から端までサスペンスって感じではなく、中盤では少年と母親の故郷であるド田舎村での人間ドラマも描かれる
確かに、この結末では警察内部にいる闇側の人間を確実に一掃できたわけではないのだろうがそこをリアルに突き詰め始めると、また違う作品になってしまうというか、尺が足りないというか、求めすぎというか…
そもそもそこまで厳密なサスペンスに寄せた作品てわけではないだろうから、この分かりやすく気持ちのいい終わり方でご愛嬌