ムンク

去年マリエンバートでのムンクのレビュー・感想・評価

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)
3.7
この作品は最も難解な映画の一つとされているが、映画を見る前に恐らく影響を受けたであろうモレルの発明という小説を読んだ事で世界観自体は割とすぐに受け入れることが出来た。女性とその旦那、そして謎の男が主要人物であるが、他の登場人物はRPGに出てくるような予め用意された会話をしてるだけで人間的に思えない。こうした演出も小説の影響を大いに感じられる。個人的には物語以上に映像が素晴らしく、特に庭を写したショットはノスタルジーを感じさせる。
でも視聴中は睡魔との格闘でもあった。
ムンク

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