イギリス系の先生の、学術的にオススメな映画
すごい面白いし、良くできてるけど重たくてもう二度と見たくないって思っちゃうけどそんくらい見る側にリアルを痛感させてるってことなんだと思う。
80年代、労働者、サブカルチャー、スキンヘッズ、若者、反政府、サッチャー、
低賃金で働いて、一生懸命生き抜いてる
だけど国家権力を見せつけるためだけの戦争に連れてかれて
なのに移民は呑気に暮らしてたらそりゃカチンとしますよね。ナショナリズムは高揚しますし、そしたら人種差別も生まれますよね。。。
どれも正しいしどれも間違ってる。
ビリーエリオット リトルダンサーと一緒に見ました。
80年代のイギリスは難しい。でも80年代って、私のパパママが生まれてる時代だからそんな古くない、つい最近の話。
イギリスってなんだ?
イングランドはイギリスの下の3分の2くらい。ロンドンとか、そーゆーいかにもイギリスの顔って感じ。
でもイギリス人にどこ出身?って聞いたら絶対にイングランドとかアイリッシュよって答える。ブリティッシュとはほぼ確実に答えない
かつては大英帝国で世界一の力を持っていたかもしれない。けどそれはもう昔の話。ジャイアンみたいな感じかなぁと。人から占領してたもの植民地がいざ独立すると、もう後には何も残らない。“カッコイイ”イギリスって言うのは幻想であって、実は薄汚い問題だらけの国なんだなぁって。
これを おしゃれ映画 で終わらせるのは違うと思う。最後のthe smithsがよかった。以上。