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さよなら子供たちのpomzoのレビュー・感想・評価

さよなら子供たち(1987年製作の映画)
5.0
舞台は終戦間近のフランス
作中残虐な戦場シーンや殺害シーンなど一切描かれることはない
主人公の少年の目線で静かに物語が進む

同じ寄宿学校に通うユダヤ人のボネとの友情やチャップリンの映画を観て笑う子供達が輝かしい
そんな楽しい日々はほんの束の間で子供達も皆命懸けで必死で生きていた時代
いつも怖い、と話すボネからも作品の静けさとは反して残酷さが伝わる

ラストのタイトルと繋がる台詞と主人公のジュリアンの表情に涙してしまう
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