ニシ

鑑賞用男性のニシのレビュー・感想・評価

鑑賞用男性(1960年製作の映画)
-
何をもって保守的で、何をもってリベラルなのかについて考えるのは非常に骨が折れるが、

背広を着続ける人も流行をただ追う人、彼らを自分の主義に従う極めて保守的な思考だとするならば、流行なファッションを取り入れつつも食欲の有無を使いながら良し悪しの吟味を繰り返す有馬稲子は保守でもリベラルでもない雰囲気を思わせてくれる。

そして彼女は会社という組織を用いて革命を起こす。
ニシ

ニシ