しましま

ゴジラ対メカゴジラのしましまのレビュー・感想・評価

ゴジラ対メカゴジラ(1974年製作の映画)
4.0
ゴジラマラソン14作目。

監督、脚本の福田純がテーマソングの作詞も手がけている、何て多才なんだ😎

キングギドラ、ガイガンに並ぶメカゴジラのカッコいい登場シーンは子どもならずともワクワクするぞ!
ニセゴジラ(メカゴジラによる擬態)の声が機械的で甲高かいあたり非常に芸が細かい。

メカゴジラの造形は好みが別れるとは思うが、私はウルトラセブンのキングジョーみたいでカッコいいと思う。何故か子供の頃メカゴジラの超合金おもちゃが実家にあり思い出も深い(ちなみに公開当時は生まれてもいないし本作を観るのも今回が初)。
さすがにとっくの昔に捨ててしまったが、まだ持ってたら高く売れたかしら(ゲス顔


初の沖縄ロケも意欲的で当然まだ存在している首里城も拝め、玉泉洞等ちょっとしたツアー気分も味わえる。ステイホームにピッタリな作品だ。

現地の新怪獣キングシーサー(なかなか出てこないし、なかなか目覚めない)のネーミングは安直過ぎるし、造形はイマイチだけど出てくる意味あったのか感は否めないし、性懲りもせず異星人が出てくるドラマパートも色々と詰め込み過ぎ感はあるし、人間くさい動きをするゴジラはあまり好きにはなれないけど、久々にそういったものを吹き飛ばすパワーや爽快感のある傑作。