ダーク魔カスコス

ブラッドレインのダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

ブラッドレイン(2005年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

🩸ブラッドレイン🩸
〜豪華なB級顔面たち〜

もともとはゲームだったらしいですが、元のゲームはまったく知らずに鑑賞しました。

この映画のよいところは、やはり豪華な出演陣でしょう。

主人公にターミネーター3でターミねーちゃんを演じたクリスタナ・ローケン。まっまく演技ができてない気がするのは、気のせいではないでしょう。シュワちゃんと同様、ターミネーター俳優は演技しちゃいけないんですなあ(笑)

ヴァンパイアハンター達にはマイケル・マドセン、ミシェル・ロドリゲスと、顔面ハンターとしか思えない有名顔面が揃っています。この顔を一度見たら、ヴァンパイアもトマトジュースで一生をすごすでしょうよ。

悪役にはベン・キングスレー。私の中ではアイアンマン3のイメージが一番強いので、なんか面白いです。

あと一人、濃い顔で私の脳裏を占拠するビリー・ゼインもちょっと出ています。タイタニックでクソ金持ちを演じたあいつです。


出演陣はやたら豪華なB級なんですが、他のクォリティが焦土と化しているのが難点なんですよね😅

一番やばいのがアクションシーンです。アクション映画なのに、アイドル映画かよというくらいアクションがもっさりしています。ちゃんと撮ろうとはしているけど、ちゃんと練習はしてないんじゃないかな。あれなら俺の婆ちゃんの方が強そうです。

しかしクリスタナの美しさでなんとか最後まで見れます。

このメンバーにピンときたら見てもよいかも😏


⚠️以下ネタバレです⚠️


人間とヴァンパイアのハーフである主人公が、人間の母を殺したヴァンパパンに復讐するという、よくありそうなお話です。


🎬3つの最強アイテム
この映画のヴァンパイアは水と日光と十字架に弱いという設定があります。大昔のヤンチャヴァンパイアがこの3つを克服し、やりたい放題した結果、結託した人間に滅ぼされました。

人間はそいつの目玉とあばら骨と心臓を3か所に分けて厳重に封印しました。なぜなら、他のヴァンパイアがそれを手に入れることで、3つの弱点を克服できるからです。

・・・は?
そんな危険なもの、なぜ燃やし尽くさなかった⁉️🤣

しかも封印のやり方が雑です。訳のわからないお肌の曲がり角デブが封印の門番をしていますが、あっさり主人公に殺されます。だれでも勝てそう。2人以上でかかれば負けることはないでしょう。


🎬最強ヴァンパイア
主人公の父であり、人間を支配しようとする現在最強のヴァンパイアをベン・キングスレーが演じています。

こいつがあまりにも強すぎて、誰も手出しできない。しかも裏切った人間が配下にいる。という状態です。

しかし、強さに説得力がありません。あからさまなカツラをかぶっていて、それだけでも非常に弱そう。しかも、本当に弱いのだから困りものです。

圧倒的な肉体の強さとか不老不死とかあるのかと思っていました。戦ってみたら、普通に強い人間程度の体術です。とてもチームを組んだ人間に対抗できるとは思えません。で、普通に胸を剣でさされて死にました。なんだったんだ・・・😅


🎬大サービス
途中にスッポンポンの美女に囲まれたデブが出てくるシーンが1箇所だけあります。まったく必要性がない本作一番の素晴らしいシーンです。

あと、クリスタナがそれまでの話とか主人公の感情とかを無視して、いきなり仲間の男とおっ始めます。これはターミネーターを演じた女のする仕事じゃないぜえ。まあターミネーター3の冒頭で不満だった人は大満足ですね。


もう二度と見ないかなあ😃