パイカルは美味しいのか

網走番外地 南国の対決のパイカルは美味しいのかのレビュー・感想・評価

網走番外地 南国の対決(1966年製作の映画)
3.0
午後ロー。
米国統治の沖縄。
ほぼ全編ロケなので、当時の沖縄にタイムスリップすることが出来ます。全てが本物です。この貴重な映像を観れただけで観賞料金はまるごと回収出来ました。(元々タダだけど)

お話は正直微妙ですが、大胆な演出と、大胆な音楽と、大胆なタイトルロゴに圧倒されて、なんとなく観れちゃいます。加えて前述の沖縄の情景や(要パスポート!)、レジェンド俳優さん達の超若がえりなど、ある意味、見処てんこ盛り。
特に謎の男役の吉田輝雄さんは滅茶苦茶カッコ良い。主役の健さんともっと面白く絡んでくれれば最高だったのに…
先輩達には失礼ですが、この作品って…もう少し脚本が良ければ、もの凄い快作になっていたのでは…