網走番外地 南国の対決の作品情報・感想・評価・動画配信

網走番外地 南国の対決1966年製作の映画)

製作国:

上映時間:88分

ジャンル:

3.2

「網走番外地 南国の対決」に投稿された感想・評価

oVERSON

oVERSONの感想・評価

4.6
異国情緒を織り込まないと不安な病にかかっている石井輝男、渾身の網走番外地第6作。これの大原麗子が一番好き。
2021-23
私には、わからない世界が、この映画には、ありました。
子供が万引きをしたりすると、破門されたヤクザ役の高倉健さんが、
その子供に注意をするというシーンや、昔の言葉遣い、あと昔の風景や車など、
レトロ感がいろいろあって、すごく面白かったです。
この映画は、改めて、その時代の記憶を写す鏡であると思いました。
あと、加山雄三さんや、菅原文太さんの映画に出てくる田中邦衛さんの仕草と
言葉遣いが、面白かったです。
改めて、大俳優であるという感じがしました。
この映画では、ヤクザの抗争も描かれていますが、昔のヤクザの役割は、
悪い事をしている子供や若者を注意してくれるというのがあり、
こういう人たちがいないと、若者は更生できないのではないか?と
ふと思いました。
今は、暴力禁止の時代なので厳しい時代ですが、こういう時代があったということを
忘れてはいけないと思いました。
☆3つです!
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

2.5
脚本に密着した撮り方というか、基本、しゃべってる奴の顔のアップでつないでいけば良いという感じ。かと言って、大して話の脈絡があるわけでもなく、海と青空と入道雲をバックに、真っ黒に日焼けした高倉健の絵さえ写ってればいいのだろう。健さんの流れ者美学よりも、そういう適当なノリが感じられる作品だった。
うーん子供が男の子になったことと場所が沖縄になったことがポイント。そして当時の沖縄は、パスポートが必要な時代。貴重な沖縄の風景が観れる。当時としては大ヒット。観ているうちに高倉鍵版「寅さん」ではないかと思いました。
とりあえず返還前の沖縄でイツメンを暴れさせましたというだけで、観ていて飽きはしないけどもただそれだけでもう新しさがなくなっている。今回は少年と健さんのパートが多めで、大人だろうとクソガキだろうと態度が全然変わらない健さんの人間の大きさがよくわかる回。今回の大原麗子は現地の情報屋。谷隼人とのコンビがカッコいい。

話のクライマックスでとんでもなくベタな浪花節をしっつこく延々とやっていてしんどいのだが、三原葉子の堂々とした演技に最終的に泣かされる。

アラカンの鬼寅親分は完全にただの通りすがりのプロフェッショナル。千葉真一が戦い出す前に動いて敵を敗走させたり、乗ったことのないクルーザーの運転を即マスターしたりとスーパーマンぶりがエスカレートしている。

最後に健さんが殴り込みに行くヤクザの溜まり場の名前が「キャバーン・クラブ」。
沖縄に行くのにパスポートがいるとは。鬼虎さんが全然出ないなと思ったら、最後にちょっと出て終わりだったから残念。子役の喋り方がこのシリーズ全部同じに聞こえる(笑)。もうちょっと大原麗子のノースリーブが見たかった。
tsubame737

tsubame737の感想・評価

3.7
日本返還前の沖縄が舞台。
冒頭の字幕でも琉球政府の文字が出てくるし、パスポートがなければ入国もできない。街には英語があふれ、バスや自家用車は右側通行だ。

仁義なき戦いシリーズと違い、本作は正義のヤクザと悪のヤクザの物語。高倉健はヒーロー。また、田中邦衛は意地悪くなく、コミカルささえ見せる。
さやか

さやかの感想・評価

3.7
網走番外地マラソン6周目

面白かった~😍
返還前の沖縄が舞台で、町の様子をあちこち見せてくれるだけでも、映像として価値は高い。
今回もお馴染みの顔ぶれを引っ提げて、ダニみたいな奴らを叩っ切る健さん。分かりやすいストーリーでスカッとするならこれに限る😊

大原麗子は相変わらずキュート。
でも今回の女優賞は、「あなたが捨てた子よ」と言って、致命傷を負い死んでいくだけの男の前に子供を立たせる三原葉子😲

あと、いつもなら杉浦直樹が演じるであろうヒットマン役をシリーズ初登場の吉田輝男が演じる。イケメンが映える。

観るべきレアなシーン、子供を嘘つき呼ばわりし、ヤキを入れる健さん😳

7周目も楽しみ❗
北海道を見たかったのだけれど、網走の回想一瞬以外、オール沖縄。でも、この沖縄が面白いんですね。返還前だからか、パスポートが必要で、英語表記が乱立する街並み。古い映画ならではの新鮮さがありました。
高倉健がスタイルが良くて、終始一貫シブくて、安っぽいセリフはないし、まぁカッコいい。舞台はまだ正式に日本に還される前の沖縄。大原麗子もカッコ可愛い。

ストーリーには、どうしてもややチープさが漂うところは否めないけれど、任侠モノで、キャラクターのイメージの縛りがあるなか作り手は意外に大変だったと思う。いわゆる昭和の沖縄感は懐かしいし、当時の島文化や風俗にも興味を持てた。