Route66に憧れるきっかけになった映画
A coffee machine that needs some fixing’
心が花開いてゆく
あまく、開いてゆく
テーマソングのcalling youが説明してくれています。
基本的にずっとスローテンポで進みます。
ベガスから旅行してきた、ドイツ人夫婦。
喧嘩の末、ジャスミン(妻)は車を降りる。
彷徨うように砂漠を歩き、偶然モーテルを経営するブレンダに出会う。
普通、車しか通らない道、
なぜか歩いてやってきた異邦人ジャスミンを警戒するブレンダ。
しかも彼女が持ってきたスーツケースには男物の服が(間違って夫のスーツケースを持ってきたのだ)。
ブレンダは頼りにならない家族の代わりに1人で切り盛りしており、
これ以上面倒には巻き込まれたくない!とジャスミンを追い出そうとする。
一つ一つの出来事や行動が、それぞれの気持ちや状況を描き出しているので
読み取りながら観るのがおもしろい。
はじめは噛み合わない砂漠の家族とジャスミンは関わりあっていく中で、お互いに少しずつ心を通わせていく。
砂漠という、ひらけた空間で、まるで閉じ込められたような感覚の家族がジャスミンの登場でやっと外の世界と繋がることができた。
あえてギスギスした空間を好んでいたタトゥーの女の子は、仲良すぎなのよ!と出ていく。
少しずつ、少しずつの変化を楽しむ
そんな映画でした