ニヤニヤが止まらない。
何が良いのかは上手く言葉に出来ないけれど、何となく好き。心地よい。
大きな事件がなければ、アクションもない。美人も出てこないし、メッセージ性もない。でも嫌いじゃない。不思議。
登場人物の性格が序盤と終盤でここまで大きく変わる映画も珍しい気がする。特にブレンダは別人のように生まれ変わった。もちろん良い意味で。
全体的にほのぼのしていて、とても温もりに満ちた映画。
それなのに、ある登場人物が唐突にいなくなってしまう。ここだけ急に別の映画になってしまったみたいで個人的に不可解。
去り際に残した「仲良すぎるわ」という言葉が妙に意味深で。心に立ったさざ波はしばらく消えそうにない。