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大脱走のmoのレビュー・感想・評価

大脱走(1963年製作の映画)
4.5

第二次世界大戦中のドイツ、捕虜となった連合軍の兵士達が集団大脱走を試みた実話。

この"捕虜となった兵士達"がみんな将校レベルのツワモノ揃いで、今まで何度も脱走を図っては捕まっていたため、特別に充てがわれたのが脱出不可能と言われる「第三捕虜収容所」、この作品の舞台です。


スティーヴ・マックィーンが演じるのはツワモノ揃いの兵士達の中でも最多18回の脱走歴を誇り、その度に独房行きの刑を課される通称「独房王」のヒルツ大尉。

ヒルツ大尉の一匹オオカミで飄々とした雰囲気がマックィーンにどハマりすぎてマックィーン好きにはたまりません。
今後彼以外の人がヒルツ大尉を演じても違和感しか感じなさそうな、そのくらいベストマッチを見せてくれています。

パピヨンの独房では白髪になったり虫食べたりとかなりやばい状態でしたがヒルツ大尉は独房の中でもグローブとボールで遊んじゃうくらい余裕。
さすが独房王です。
またバイク好きで有名なマックィーンのバイク疾走シーンが拝めるところも本作の魅力でしょう!!


マックィーン以外にも荒野の7人でお馴染みのチャールズ・ブロンソンやジェームズ・コバーンなど当時名を馳せたイケ男が大集結してます。
総勢76人で送る脱走劇は圧巻。
クールで渋くて格好いいマックィーンが見たい方は是非!
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