つまり昔の名作映画って料理に例えると老舗料亭の懐石料理みたいなもんで…
確か最初に観たのは小学生の時、親がテレビで観てたのを何となく隣で観てて、展開にハラハラしながらそのまま最後まで観終えて以来、名作映画としての認識でいた。
おそらくそれは世間の評価とあまり変わらないと思うのだが、妻がどうにも昔の映画を観たがらないので冒頭の説明である。
“オムライスの美味しい”と、
“懐石料理の美味しい”の差だと。
良いから食べなさい、食わず嫌いはいかんよと言って一緒に鑑賞する。
誰が敵で誰が味方なの?
うるさいそれは俺もよく解らないけど脱走するから見てなさいな。
ちょいちょい説明を求めてくるが正直説明出来ないわかんない。
とにかく考えるんじゃない感じるんだ。
う〜ん、やはり今観ても名作である。
名作ってのはスルメみたいに何度噛んでも味がするのね。
方や、えコレで終わり?どこが面白いの?である。
或いは彼女もまた、名作という名の国境を越えられなかった一人なのかも知れない。