コブラ

大脱走のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

大脱走(1963年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

流石にパピヨン観た後だと随分のんびりした収容所だよなぁ、なんて思うけどきっとヘイズコードの影響もあるんでしょう。

群像劇なのでスター皆んなにスポットを当てる手腕は流石ジョン・スタージェス。でもやっぱり「栄光のル・マン」は撮らないで良かったと思うの。もし撮りきって編集までしてたらもう少し陽性になってしまってたと思うので。
ルマンはあれくらいが良い(しつこい)。

塀の中の懲りない独房王マックィーンはやっぱり異彩を放ってる。こいつを屈服させるのは不可能だという説得力と存在感。
収容所所長が飛ばされる、という小さい勝利を収めるも、同時にコイツ絶対ろくな死に方しない、、という予感も感じさせるエンディング。
これだけカラっとした作品においてもどこか不穏な空気を漂わすんだもん。流石です。



旧作ちょっと疲れてきた、、、。
コブラ

コブラ