the1997

旅するジーンズと19歳の旅立ちのthe1997のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作『旅するジーンズと16歳の夏』から3年後の彼女たちを描く今作、監督はサナー•ハムリが務め主演は前作と同じ4人を起用している

別々の大学へ通うブリジット、リーナ、カルメン、ティビーはそれぞれ問題を抱えていた
家族との距離感に悩む者、恋人との別れと新たな出会いに揺れる者、大切なものが去って行くのではと恐怖と戦う者、そんな3人と少しずつ心が離れていってしまっていることに寂しさを感じる者
彼女たちは再び、苦悩と葛藤と悲しみと嬉しさを共有して困難に立ち向かう

前作とは違い少し大人になった彼女たちは悩みも大人になっていた、祖母と意図的に距離を取らされていたブリジットや新たな恋に踏み込むけどコスタスがまだ忘れきれないリーナ、ブライアンと初めて夜を共に過ごしたが現実は映画の様に甘くなかったティビー、舞台で出会ったイアンを通して演技に興味を示し主役級に抜擢されるが、初々しい恋心が逆に枷になって上手く演じられないカルメン、より一層深い悩みになってたし前作の若さゆえの熱さというか一瞬に全ての思いを乗せている感じではなく、少し冷めたような考え方やお互いへの対応、大人になるってこういうことかって思いながら鑑賞した(笑)相変わらず全員イイ女だったけど!
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